katsukoto’s blog

肺腺がん3bから治るまでの独り言

病院決定と入院まで

化学療法ができるいい病院。

専門的に取り組んでいるところということでがんセンターに決定。

すぐ入院できたけど予定もありそれまでは仕事。


泣いた時もあったけど10分もしないうちに泣き疲れた。

なんで泣いてるのか考えて…。

たどり着いた答えは欲。たぶん。

必ず死ぬ日は来る。みんなにね。

だからやりたいことやるし、泣いてる暇ないし怖いけど明日すぐ死ぬ訳じゃない。

まあラッキー。


入院するまでにかかった期間はだいたい3ヶ月。

その間に転移しないか心配だったけど、どの先生も大丈夫と。根拠はわからないけどそういうことらしい。

診たらわかるのかな。

友達は乳がんですぐ入院。すぐ手術。何かがあるんでしょね。

治療方法の検討

病院の先生は初期だと思っていたので胸腔鏡手術をすすめてくれました。

でもステージ3bとなると話が違うようで、ここの病院では手術ができないとのこと。

こちらの病院で出来ることは標準治療だけ。

あとは手術か化学療法のどちらか。


私の年齢がまだ若いということで駄目元で手術の出来る病院を紹介して

くださった。


紹介状を持ち岡山の病院まで行きましたが、ステージ3bは手術できないと。

(ステージ3aなら手術の可能性があった。)


この時点で化学療法に決定。


このあとぐらいからかな得体の知れない恐怖がきたのは…。


検査と症状

病名とステージがわかりすぐまた検査。


画像も撮って、遺伝子異常の検査。

血液検査も。

結果・・・EGFRの遺伝子異常。

                    CEAの数値が15。


症状はよく考えるとあったと思う。

◯カラオケに行くと声が出にくい。

(歳のせいだと思った。)

◯右腕の肘あたりが痛かった。

(前にテニス肘という診断を受けたことがありまたそれだと思った。)

◯右手中指の第一関節が痛い。

リュウマチかと思ってた。

◯右目がおかしい。ピクピクしたりちゃんとまぶたが持ち上がらない。

(後から眼瞼下垂だとわかった。)

◯身体がすごく冷える。

(夏でもクーラーの部屋で1人だけ暖房器具を足下につけてた。)

◯気持ち食欲増加。

(社食が美味しくて…でも体重の増減がほぼなし。)

◯息が浅い。あくびもできない。

(病名がわかってから深呼吸したけどできなかった。お腹が膨らまなかった。)

◯やる気が出ない。

(仕事もするしご飯も作るけどそれだけ。プチ引きこもりな感じ。)

◯体臭がする。

(加齢臭だと思ってた。多分これもがんの症状だと思う。私は。)


他にも小さい症状はあったと思う。


人から見るとおかしいと気づく人もいるみたい。

これだけの症状があって大丈夫と思ってた自分がいた。

ちなみに咳の症状は一切なかった。


肺腺がん発見まで

肺腺がんが見つかるまでを思い出して書きます。

45歳 女性。


ある会社で勤続4年。

その間毎年健康診断も受けていました。

その四年目に呼び出しがあり、すぐ再検査してくださいと…。

肺のレントゲンに影があったとか。


軽い気持ちで町医者に行きました。

検査をしました。

お医者さんの顔を見て…?

やばい感じ?

案の定大きな病院を紹介されました。


病名は肺がんです。

でもここではそっかーという程度でした。


大きな病院で検査しました。

肺がんは分かっているのであとはどういう治療をするのか検討するためにいろいろ検査しました。

先生も軽い感じで来週結果聞きにきて。


そして結果の日、旦那と病院へ。

先生の顔…?おや?

町医者さんと同じ顔色?

話を聞くとかなり進行していて右肺と縦隔まで飛んでいますと。


ステージ3bと診断。


あれ?初期じゃないの?

先生笑ってたし、健診も毎年受けてたし…どういうこと?

泣くとかじゃなくてはてながいっぱい頭の中に飛んでた。