katsukoto’s blog

肺腺がん3bから治るまでの独り言

退院から

退院してからはほぼプチ引きこもり。

なぜならトイレがないと怖い。

イレッサの副作用下痢だけは続く。


肝機能の数値が上がったため一日置きの投薬。

(肝機能の数値は1ヶ月くらいで落ち着いた。ウルソすごい。)

すると下痢も一日置き。

でも辛い。

一度排泄してもまた波が来る。

お腹の痛さの種類が違うのでわかる。


これを繰り返す。

薬と放射線の副作用

イレッサの投与。

放射線治療開始。


副作用が必ずあるとのこと。

放射線では副作用と感じるほどのことは何もなかった。


イレッサは飲んだ次の日いきなりすごい下痢。

下痢止めもらった。

でも止めると余計に辛いので一回飲んでやめた。

しかしこの下痢がすごかった。

今まで快便で便秘知らずだったのに出てくる便が…。


量が多い、黒いヘドロのよう。

見るのが怖いぐらい。でも見る。

毎日。

必ず下痢が突然くるので慌ててトイレへ。

だからいつも外出の際は、トイレ場所を確認。


これが腸内環境を整えてくれてるのかな。


2、3週間すると湿疹がポツポツ。

思いのほか出ない。

その後口内炎が一個。

ほとんど苦しむような副作用はなかった。





自分で出来ること

病院の中にちょっとした本の貸し出し場所があった。

本好きにはたまらない場所。

でもまず今回は医学書から。

体の構造、細胞、働きなどもう一度勉強する。

何を今優先するべき?

何が必要?

がんを消すために治療以外で出来ることを探した。


ここからは科学的根拠はないお話。

ただ治ると思ってやってたこと。


どーしても免疫だけは必要。

増やす方法として食事があるけど入院中は病院にお任せ。


身体を温める。

これも病院にお任せ。最適な温度になっている。


体力をつける。

体重ががんとわかってから3キロほど落ちた。

だから朝のスクワット20回からスタートMAX100回。

夜の歯磨き中(3分ぐらい)に踵上げ。

検査がないときは出来るだけウロウロした。

散歩したり買い物したりして。


ツボ

入院する前に驚いた。

久しぶりにゴルフボールで足裏ツボを刺激した。

飛び上がった。

まさに肺のツボが痛い。

痛くて動けなかった。

足裏ツボを入院中刺激するためにゴルフボールを持ってきていた。

本当に痛かった。朝起きて5分くらいやってた。

途中から痛いから気持ちいいに変わってきた。








入院中の治療方法 2

分子標的薬イレッサを選択

その旨先生に伝えた。

もう一度説明をしてもらった。

わからないところは教えてもらい出来る限り不安を取り除いた。


イレッサ


説明で覚えてるのは

肺腺癌の人

遺伝子異常EGFRの人

アジア人

女性

喫煙経験が無い人

上記の人にこの薬が効きやすいということ。


そして治験なので初治療の人。

ビンゴ。


薬と合わせて、1ヶ月半の入院中に放射線治療


入院中の治療方法 1

入院してすぐ担当の先生から話があった。


化学療法で治験を行いたいと。

それと合わせて放射線治療も。


化学療法とは抗がん剤治療だと思ってた。

だから髪の毛も抜け落ちて大変と思って帽子も用意してた。


そしたら分子標的薬を投与する治療を勧められた。

肺がんでステージ3bの人が対象。

説明をひと通り聴いて、少し考えさせてくださいと。


分子標的薬イレッサ

地元の病院で聞いてた。

遺伝子異常EGFRに効くと。

この薬が出た時たくさんの方がなくなったのも知っています。

この薬でどこまで治るか?

副作用は?

メリットとデメリットなんかを一日中スマホで検索。


出した答えは

やってみる。


やらない後悔よりやった後悔。


やるのは私。



入院開始

病院の窓口で入院手続き。

今回は個室でなく大部屋に入ると決めて行った。

経済的なこともあるけど1番の理由は情報が欲しいということ。

病院の名前の如くがんの人しか入院していない。

みんながんだからいろんなこと聞きやすい。

しかもだいたい同じようながんの人が集められてる。

個室に入ると気分が落ち込みそうだったし…。


初めての大部屋でちょっと緊張。